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ついに、がぶり 

 先日の、子ども同士のおもちゃの取り合いが、ついに、がぶり…という結果に。

前出のA君のことです。

それは、ホールで遊んでいた時のこと。


 その朝、A君は自動車の乗り物できげんよく遊んでいました。

 遅番の私がホールに入っていくと、最近歩きだした1歳少しの子が、

うれしそうに、自動車にのって私に近づいてきました。

でも、後ろに背もたれがないので、ちょっと不安定。

後ろから車に乗って近づいてきたA君に、ダメもとで、交換してくれるように頼むと、

意外にも快く代わってくれたのです。

 すごいな、こんなことできるんだ♪と思って、ありがとうというと、A君にっこり。

 そして、朝のおやつのあと、もう一度、ホールにでました。


 みんなの希望で今度は、ボール遊びが始まりました。

そのうち、だんだん飽きてくると、ジャンプボールや、トランポリンも出して、

みんな、遊ぶのに夢中。

 そんな中、A君と、C君とのボールの取り合いが始まったのです。

さっきまでA君が遊んでいたのは知っていましたが、かなり前に他のことをしていたので、

誰も、それがA君のものという認識はありません。

それに、園のおもちゃが、誰のものというわけではないですし。

 たいていは、取られた時点であきらめ、他の色のものをみつけることで、がまんしたり、

別の遊びをしたり、ということになっていくのですが、

この2人には、どうも日頃からの思いもあるのか、どちらも譲れません。

 そう思った瞬間、A君は、C君の肩をがぶり、と噛み付いていました。


朝、小さな子には快く渡せたのですが、いつも力の強い相手には渡すことができないようでした。

子どもにも、事情があるのだとは、思いましたが暴力はよくない!

ということで、2人を引き離し、C君の肩を確認したり消毒したり。

 そして、A君には、C君が今泣いている理由を知ってもらわなければいけません。

今年になってから、うちのクラスで実際の噛み付きは初めてなので、

子ども達にも伝えなくてはいけません。
 
 幸い大したこともなく、日頃やんちゃなC君のおうちの人には、話すと理解してもらえました。

 (何しろ、C君のほうも、逆にかまないか?とおうちの人から聞かれてました)

A君のほうにも、朝の姿とその後の姿のギャップを連絡帳で伝えました。


 園での出来事には私たちの責任があるので、こういった姿を、

次にどう考えていくかによって、子ども達の姿は変わっていくでしょう。


 笑ってすごすことも多いですが、子どもたちの本来の姿を伝え、

子どものいろいろな気持ちの変化なども、これから書いていこうと思います。

子どもにも子どもの事情があることは、わかっていても、

見てる時にしか、わかりません。

まだ、子ども達は、事情を説明することもできません。

したとしても、自分が悪いとはいいたくないですしね。


 思い込みだけで、1面から見ていることが、実際私たちにも多いので、

その時の気持ちを、うけとめた上で、指導をしていかなければな、

と、今回のことで、あらためて思いました。
[ 2007/09/27 23:33 ] 保育園のできごと | TB(1) | CM(0)

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