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秋の散歩道 

くり
 あるいていけば、過ぎ去った夏に会える。
 今は、もう居場所がないこの森で、
 ぼくは、歩き続けた。

 茶色いものが、先に見えた。
 ぱっくりと割れた腹から、
 転がり落ちる魂。

 リスが来て、あたりを見回すと、
 一番のりだと言わんばかりに、
 今夜の夕食を、持ち去った。

 ぼくの探し物は、そんなものじゃないんだ。

きのこ

 まるくて、やわらかい石。
 踏みそうになって、とどまった。

 オマエハ、ナニモノ?

 そう、問いかけると、

 ヤメトケ、オレヲクッタラ、ワライタクナルカラ。
 モシクハ、イノチヲオトスダロウ。

 丁度よかった。
 ぼくは今、笑いたかったのさ。

 嘘をつくな。
 お前は、あの笑い顔に、気づかなかったじゃないか。
 あいつは、寂しい道化者だ。
 結局、お前達には、腹を満たすことしか、見えていない。 

 ...
 そうか、栗のことか。
 そう気づいた時には、遅かった。 
 光をあびたキノコは、あっというまに、黒くしぼんでいた。

バッタ

 おい!

 草の中から、みどりの枝があらわれた。

 おまえ、何をさがしているんだ?
 おれが、てつだってやるよ。

 みどりの枝は、もう1本、枝を取り出した。
 
 ぼくは、答えた。
 待ってたよ。
 ぼくは、君みたいなヤツを待っていたんだ。
 ほら、ここに、蟻をいれたいんだ。

 蟻だと?

 ぼくは、あわてて答えた。
 蟻を集めて、蟻の巣を作りたいんだ。
 ほら、このケースに入れるだけでいいんだ。
 
 緑の枝が言った。
 そうかい。しかし、蟻がほしいなら、
 夏に会うことだ。
 この道を、ずっと、ずっと、歩いていけば、
 いつか、また、夏に会える。
 だが、夏は、この森にはいないのだ。
 道の先にいるだけだ。


 おい、あきらめるなよ。


 なぜか、ぼくの気持ちは、素直になっていた。
 森の出口が、遠くに見えた。

 緑のえだは、葉っぱを広げると、森のおくに飛んでいった。
 
 
[ 2008/10/04 13:13 ] 詩とか、小説らしきもの | TB(0) | CM(0)


透明バッタ 

 早稲を、刈り取った後、田んぼにはつんつんと、草が伸びています。
それって、稲なのです。
そして、不思議ことに、すかすかした実がついています。
さわっても、中身はからっぽ。

 子ども達と、その田んぼにはいってみました。
虫、いるかな〜

少し、遠いところに、トンボが飛んでいて、子ども達はかけだしました。

 でも、待ってるわけはないので、遠くへ飛んでいってしまいました。

ちぇ〜っ。。。

虫えんよーー。

虫除け対策はしましたが、やっぱりかゆい。

 でも、足元をよく見ると、黒いものが。

ん? こおろぎ?

さらに、じいっと見ると、こおろぎの小さいものが、
ピョンピョン、飛び回ってるじゃないの!
摑まえようとすると、あっというまに、草の間を抜けていってしまいます。

遠くで、1人が、呼びました。

おーい、バッタがいたぞぉ〜!

すると、子ども達は、あわててそっちに、走って行きました。
保育園の2倍以上ある田んぼは、走っても走っても、ぶつかりません。

自分の足元を見たら、ん?草が怪しく動いてる。
それって、バッタ?
そうっと、手を伸ばして、両手で挟むと、小さなバッタ♪

先生も、バッタ、ゲットしたよ!

今度は、子ども達が、どどどどどっと、私のほうに、駆け寄ってきました。
いいな、いいな。
そういって、かごを、差し出します。

みんなも、採ったら??

だって、虫いないいもん。

うん、なかなか、いないですね。。
ところが、また、むこうで、別の子が、バッタ発見!
再び、子ども達は、どどどどど。。。

静まった、あたりを見回すと、不自然な草の動きは、あっちにも、こっちにも。
いるんじゃないの〜♪

今まで、見えなかったのが不思議なくらいに、たくさんの小さなバッタがいました。
たまに、えんまこおろぎもいますが、
それは、私の気持ちには、ぴったりこないので、触れません。

再び戻ってきた子達の手を、順に持って、摑まえさせてあげると、
初めは、手に力が入っていた子も、だんだん覚悟を決めて、つかまえていました。

いない、いない。

そういっても、私の指先を見ると、バッタがいて、うれしそう。
その繰り返して、ほとんど全員が、バッタを掴まえることができました。

独り立ちした子ども達、自分でも取れる子が、いっぱい出てきました。
私も、じぶんだけでも、15匹は捕まえたので、小さい子にいっぱいお土産が出来ました。

保育園にもどって、ホールで、バッタの運動会。
先日の絵本が刺激で、子ども達は、バッタと仲良く遊びました。
一緒に飛んだり、手にのせたり。

他のクラスの先生が、きゃあ、やめて!!

ふふ、犠牲になっていました♪
[ 2008/10/02 08:43 ] 保育園のできごと | TB(0) | CM(4)


球根の 追加 

百合の球根
 薄いピンクの、ミスルーシーと、白いサブランカ


百合科の球根
 プスキニア リバノチカ


チューリップの球根
 バラード パープル・アイスクリーム

もう、お花の出費は、極力避けようとしましたが、現物を、というか
ラベルをみたら、ほしくなって、それでも、がまんして、この5点。

いいわけになりますが、別な店で、別な日に、それぞれ見つけたんです。
見逃して〜

 この土日は、リーが帰っていて、私は忙しかった。
ちゃっかり者に、ふりまわされながらも、
成人式の振袖を、友人の娘さんに借りることになっていて、
それを、見せてもらいにでかけました。

小さいころ、遊んでくれた彼女も、今は、ママです。
なのに、すっごいスリムで、その母(知人のこと)とは、全く似てないんですね、これが。
言葉には出来なかったが、ベイビーは、おばあちゃん似かしら!

 さて、振袖のお話。
その振袖は、黒地で、全体に金糸かラメか、光っています。
お花は、サクラの模様ですが、全体に落ち着いた絵柄ですが、
お花ひとつひとつ絞りでかわいらさがあります。

私は、もちろん、りーも、低いテンションで喜びをあらわしていました。
若いママさんも、りーも、ギャル子なので、
着物の好みが同じで、よかった、よかった♪

私のを着せようと、言ってた母も、これで納得していました。
振袖というものは、母親の最高の、着せ替えなのかもしれません。
私は、着物を買ってあげることはできませんでしたが、
貸してくれるといった、友人や娘さんのやさしさが、
何より、成人式のお祝いの気持ちとして、うけとれるものだと思うのです。

そして、私のを着ても、その黒いものを着ても、どっちでもいいよと、
言ってくれたりーの、気持ちも、うれしかったです。

たぶん、好みは、その新しいもののはずです。
口には出さなくても、私のものを着せたい祖母の気持ちが、
わかる子に育ってくれたことを、実感しました。

ふだんは、自分の意思を曲げない子なので、どっちでもいい
は、最高に、自分への愛情を感じてる言葉だと思うのです。

そんな喜びで、球根に、勢いづいた!と言ったら、いいわけかしら。
[ 2008/09/29 20:08 ] 気まぐれガーデニング | TB(0) | CM(4)


お花の種まきしました 

 先週、いちごの植え替えの後、種まきもしました。
いちごの後は、狭い場所ですが、すっきりしました。

今のうちに、腐葉土と、苦土石灰をまいて、掘り起こしてあります。
そこには、11月になったら、チューリップの球根が仲間入りします。

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スイートピー
 コンテナ・スイートピー
スイートピー
 スイートピー

 まず、スイートピーをまきました。
いつもは、もっと遅い時期になってしまいますが、
発表会が、12月になるというので、その頃には、
もう、庭どころではなくなると、私のかしこい頭脳がいいました。

なんか、やっぱり大きいクラスは、行事に追われているのが苦しくなります。
あ、また、愚痴ってる。わは。

で、勿忘草は、すでに、直播きしました。

小ウメの木の足元が、あいていたので、今年の春のチューリップを掘り起こしたものは、そっちに植えて、その上にまいたというわけ。
たとえ、しょぼいチューリップであろうと、植えないのもかわいそうだし、不揃いでも、木の根元に生えているのなら、それ相応の、絵になるんでは、とあわい期待。
植えるのが、早いので、心配ですが、ここでやっとかないと。

買ってきたメインの球根は、今咲いている、トレニアや、サルビアの後になるので、そのときは、それなりの時間を確保しないとね。
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トレニア

後ろが、サルビア

こちらが、そのトレニアと、サルビア。
トレニアは、こぼれ種から、あちこちに咲いたものを、
ここへ、集めてきました。

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シュウメイギク

ホウセンカ

 シュウメイギクと、ホウセンカ。
ホウセンカは、数年前に、何かでもらって巻いたものが、
忘れずに咲くのです。
しらないうちに、タネがこぼれてるみたいで。

気がついたのは、8月の後半。
9月になったら、急に花がこんもりしました。
近所の方にも、いまどき珍しいと言われたりします。

このあたりが、すこし淋しくなったら、チューリップの植え付けです。
前にも書きましたが、雪の降る前に、芽が大きくなりすぎるのは、NGなので。
かといって、冬の寒さを知らないと、花が咲きません。

今に、トレニアは、葉っぱが赤く変わってきます。
そしたら、冬の準備です。
[ 2008/09/28 03:16 ] 気まぐれガーデニング | TB(0) | CM(5)


稲刈り体験 

 ちょっと、寝るつもりが、起きたら真夜中。

運動会が終われば、楽になると思ったものの、
記録とか、いろいろ事務がたまっていて、パソコンを開けても
そればっかり。

先週のうちにやっとたはずなのに、できなかったんだな、これが。

 でも、やる時間なかったから、残ったわけで・・・ま、いいや。
ぐちって、ごめんなさい。

書こうとしていたこと、一気に、書き上げます。

  *    *    *    *    *    *    *    *    *   


 今週というか、先週、
近くの田んぼで稲刈りを、子ども達と体験させてもらいました。

自慢じゃないけど、夫の実家は田んぼを作っていましたが、
まだ、一度も、体験してないまま、ん年。。。

 今年は、子ども達に実際にカマで、稲刈りをさせてくださるというので、写真撮影のあと、一緒に稲を運ぶ、まねだけしました。

まねって、ほんとは、お礼にバリバリやろうとしましたが、
稲を束ねようとしても、うまくない。
コンバインまで、運んだものをぐるぐるまわっているところに、はさむのも、こわい。
と、まあ、役立たずであり、いないほうがまし、という散々な結果になったわけです。

子どもたちにも、運ばせようとしましたが、束ねたものをおとしたり、
穂先がずれたり、と、かなりの、ロス。
これまた、時間の無駄。
というか、無理。

さすがに、小学生は、てぎわのよい、カマさばき。
高学年ともなると、稲の扱いも丁寧で、器械の前にずらりとならんで、
おじさんたちに、渡していました。

そして、気づいたことは、落ちている稲の、1本1本を、
農家の人たちが、大切に集めていらっしゃるということ。
それなら、私にもできました。ほ〜っ。

 考えてみたら、お舅さんにも、コンバインがやるから、来なくていいと、言われてましたね。
機械なら、どんどん刈って、どのまま穂先のもみだけ、収穫して、わらと化した、茎は短くきれて、ぽいぽいと、地面に落ちてくるのですもの。
そして、もみのほうは、うまく袋に収穫されるというわけ。
つみ残しが出ません。

 それでも、ずっしりと実の入った、稲穂をかかえただけで、
まだ、手作業だった時代の、お百姓さんたちの、喜びを
生まれて初めて共感できたように思いました。

 ご飯を炊くということ以上に、コメを大切にしている
農家の方たちの姿を見せていただいたことが、食育だったと思います。

 さてさて、翌日の連絡帳。
やっぱり、この子達、すごいわ。

『稲刈りで、カマの使い方まで、教えてもらってありがとうございました。
家でも、さっそく草とか刈ってくれています。』
[ 2008/09/28 03:06 ] 保育園のできごと | TB(0) | CM(2)

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